CSR REPORT 2015
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13協業活動CGC GROUP CSR REPORT 2015理想のたまごを追い求めています 「森林そだち」CGCグループの商品活動は「商品開発」と「販売」の両輪で成り立っています。よりよい商品を開発するためには、それを売り切る「販売力」が不可欠であり、本気で販売するには品質、価格などお客様に自信を持って薦められる商品でなければなりません。CGCグループはこの両方の輪を、少しずつ強固に大きくしています。ここでは、開発商品の一例として「CGC森林そだち」たまごを紹介します。この卵は、親鶏、餌から最終製品まで一気通貫で管理され、流通履歴を確認することができます(トレーサビリティといいます)。こうした安全な卵を取り扱うためには、100万羽の鶏が産む卵を取り扱うことのできる販売規模が必要でした。2003年、CGCグループでは関東圏で集中販売体制を組み、その後全国各地に広げています。現在では北海道から九州まで9地区で、年間計4,320万パックの販売量があります。この卵は飼料を含めて一貫管理し、生じるものすべてをプライベートブランド(PB)関連商品に活かす、まさに垂直統合型の商品開発です。全国に広がるCGCグループだからこそ実現できました。卵は、白玉、赤玉のほか「五っ星」などの特殊卵も開発。規格外の卵は、「温泉たまご」や「煮たまご」に加工したり、生産過程で生じる液卵は「厚焼玉子」に利用、卵を産む役目を終えた親鶏の肉は「肉だんご」に、ガラは「スープ」に、鶏ふんは米づくりの肥料として活用しています。卵を選別・パッキングするGP(グレーディング&パッキング)センター。ここで高品質の卵だけをパックしてお届けしますGPセンター卵はすべて、人の手には一切触れず自動で集卵します採 卵カートに積んだ状態で納品され、そのまま売場にセットしますCGC加盟店お客様採卵農場は温度・飼料の供給量などをコンピュータで管理。CGC指定の研究所で、「安心・安全」のための厳しい検査も実施しています育 成産まれたてのヒナ。このヒナが「森林そだち」の産みの親となります育 雛コンピュータ管理による最新設備を導入したふ卵場2L~MSサイズはパック詰めSサイズは加工用原料で活用「完熟発酵鶏ふん+複合発酵酵素」による土が育む良食味米「森林そだち」の液卵だけを使用して製造たんまふご鶏液卵鶏親「たまご」を活用したPB「液卵」を活用したPB「発酵鶏ふん」活用のお米作り「親鶏」を活用したPB飼料を含めて一貫管理「森林そだち」の親鶏はドイツ原産のジュリアライト種などです種 鶏孵 化トレーサビリティ卵を選別・パッキングするGP(グレーディング&パッキング)センター。ここで高品質の卵だけをパックしてお届けしますGPセンター卵はすべて、人の手には一切触れず自動で集卵します採 卵カートに積んだ状態で納品され、そのまま売場にセットしますCGC加盟店お客様採卵農場は温度・飼料の供給量などをコンピュータで管理。CGC指定の研究所で、「安心・安全」のための厳しい検査も実施しています育 成産まれたてのヒナ。このヒナが「森林そだち」の産みの親となります育 雛コンピュータ管理による最新設備を導入したふ卵場2L~MSサイズはパック詰めSサイズは加工用原料で活用「完熟発酵鶏ふん+複合発酵酵素」による土が育む良食味米「森林そだち」の液卵だけを使用して製造たんまふご鶏液卵鶏親「たまご」を活用したPB「液卵」を活用したPB「発酵鶏ふん」活用のお米作り「親鶏」を活用したPB飼料を含めて一貫管理「森林そだち」の親鶏はドイツ原産のジュリアライト種などです種 鶏孵 化トレーサビリティ

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