CSR REPORT 2015
18/69

15協業活動CGC GROUP CSR REPORT 20151973年の第1次オイルショックの際、洗剤など生活必需品を緊急輸入したことが、CGCジャパンの協業活動を軌道に乗せるきっかけになりました。以来、国内商品とともに海外でもプライベートブランド開発に力を入れ、現在、45カ国から輸入しています。製造委託先はHACCPやISO9001など第三者認証を取得し、CGCの工場点検に合格した企業に限定。海外の製造委託工場数は2014年度で140にのぼります。輸入品を代表するのが鮭鱒で、その規模は店頭売価ベースで年間170億円。チリ、ノルウェーのほか、アフリカのレソト王国からも輸入しています。世界的な食糧の逼迫が懸念されるなか、CGCでは今後も世界の優良産地との信頼関係を深め、高品質な商品の安定供給を目指します。■ は開発商品の製造工場を表しています■ はCGCの海外駐在事務所を表しています は水産物の漁獲地域を表しています表の見方南米 6カ国サーモン、銀鮭、ムール貝、えびアスパラガス、ワインなど北米 3カ国スイートコーンホール、クリームチーズポテト、ブルーベリー、ピーナッツ、メープルシロップ、冷凍野菜などシアトル事務所カリフォルニア産米アメリカ産ブロッコリーアメリカ産ビーフカナダ産ポークエクアドル産バナナチリ産サーモンCGCジャパンは創業以来、世界各地での商品開発に力を入れてきました。優良産地から選りすぐりの商品を、「CGCパワー100」として開発しています。代表的な産地と商品をご紹介します。チリ産鮭鱒や米国産牛肉などを扱っています。2014年開発したCGCジャンボミックスレーズンは、生食用のカリフォルニア産大粒ぶどうを天日干ししています。アジフライやヒレかつ、ティシューペーパーなど、質にこだわった中国製品を扱っています。2014年は衣の食感を改善するなど、水産加工品の品質をさらに高めました。北南米の農水産物強化しています水産加工品の品質を磨きましたシアトル上 海コオリ・ハリントン李 真シアトル事務所所長 上海事務所所長優良産地と信頼を深める

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です