CSR REPORT 2015
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33環境活動CGC GROUP CSR REPORT 2015食品残さを堆肥化 生産者に、お客様に新たにスタートした「食品リサイクル」の流れダンボール発泡スチロールお店CGC北関東JDセンター食品リサイクルセンター食品残さ農産物  炭化製品 (土壌改良剤・ 堆肥・除湿剤等)店舗で排出された廃棄物すべてをリサイクル処理するために、2015年2月2日から食品リサイクルセンターを実験稼働させました。この実現のためには、関わるすべての企業・店舗の協力が必要となります。加盟店舗(6社48店舗)では徹底した分別処理をおこない、センターが回収、専門業者が炭化処理をおこないます。今後は炭化した廃棄物を土壌改良剤、堆肥、除湿剤などに製品化して、農産物の生産者に活用いただくことを目指しています。食品リサイクルの流れを紹介します。回収された青果物の残さや売れ残った食品の残さ、プラスチック、ビニール、その他の可燃ごみなどが北関東JDセンターから約10㎞離れた食品リサイクルセンターに納品されます。センターではこれらを仕分けして、青果残さは破砕、圧縮します。ここで金属、シールなど異物が混入していないかもチェックし取り除きます。破砕後に液状化されたものを圧縮機にかけて脱水。次に炭化機にかけて売れ残った食品の残さと一緒に炭化します。できた炭は、現在は堆肥業者に堆肥資材として出荷しています。1カ月の残さ回収量は127トン、これを炭化した重量は約4トンとなります。食品リサイクルセンターへの搬入仕分け破砕・圧縮炭化機投入炭 化(堆肥資材に)

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