CSR REPORT 2015
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01CGC GROUP CSR REPORT 2015私たちは地域とともに歩んでいます株式会社シジシージャパン代表取締役 グループ代表兼社長TOP MESSAGE堀内淳弘Horiuchi AtsuhiroCGCグループは、北海道から沖縄まで全国にある中堅・中小のスーパーマーケットで組織する「コーペラティブ・チェーン(協業組織)」です。加盟するスーパーマーケットは、地域社会の一員として、食料品をはじめとする生活必需品の安定供給に努め、そこに暮らす生活者の皆様が、健康で心豊かに過ごせるよう日々願いながら、地域のライフラインの役割を果たしています。CGCグループの存在がクローズアップされたのは、2011年3月11日に発生した東日本大震災の時でした。甚大な被害がもたらされ、大手資本のスーパーマーケットやコンビニエンスストアが一時撤退するなかで、私たちの仲間のローカル・スーパーマーケットは、地震発生当日もしくは翌日から、各被災地で懸命に営業を続けました。その姿に、地元の方々は勇気づけられ、励まされながら、復旧の道を歩んできています。CGCグループの加盟企業と店舗は、その存在と活動自体が社会性を帯びており、その集合体であるCGCグループもきわめて社会性の高い組織であると考えております。私たちは結成40周年を迎えた2013年、「お料理する人、応援します」というグループメッセージを掲げました。「食」が、いつでもどこでも、簡単に手に入る現代にあって、スーパーマーケットの持つ社会的な役割とは何だろうとあらためて問い直した結果、このシンプルなメッセージにたどりつきました。三度三度の食事の材料を提供するスーパーマーケットとして、お料理する人のお役に立ちたい、お料理することの楽しさや大切さを理解していただける方を少しでも増やしたい、そんな思いを込めています。このたび、2014年度の協業活動と、環境、社会貢献に関する活動をまとめた「協業のちから報告書」を初めて作成いたしました。当グループのCSR活動に対する考え方と実際の取り組みを多くの皆様にご理解いただければ幸いに存じます。今後ともご支援賜りますよう、心からお願い申し上げます。

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