CSR REPORT 2015
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静鉄ストアでは、従業員向けの料理教室「社内お弁当の日」を3回にわたって開催し、延べ40人が参加しました。あらかじめ用意したレシピと食材を使って調理実習をおこない、最後は持参した弁当箱に詰めます。完成した弁当はすべて写真に収め、見栄えのよい作品を従業員に投票してもらうコンテストも開催しました。愛知県のカネスエでは、2014年5月から、毎月1回の経営会議に参加する本部の幹部・バイヤー、全店長が昼食用の弁当を手作りし持参しています。前年、CGCトップ会で竹下和男さんの講演を聞き感動した牛田彰代表は「子どもたちが弁当を作るのだから、食材を売っている我々も自分で作らなければ始まらない」と開始の理由を話しています。当日は「弁当コンテスト」も実施しています。栃木県のヤオハンは、「幹部社員が作る弁当の日」を毎月1回実施しています。営業会議の昼食時に、手作りしてきた弁当を並べて1人ずつこだわりポイントをプレゼン。その後、全員で食事をします。「料理を提案したり、食の情報をお伝えしたりするためには、まず幹部が実際に料理し、意識を高める必要があります」(財田忠典社長)社員も料理ができてこそ静鉄ストア[静岡県]経営会議には手作り弁当を持参カネスエ[愛知県]料理提案、まず幹部からヤオハン[栃木県]会場は田町店に設けたフードスタジオ。社内の食育担当者が講師を務め、直接食に関わる機会が少ない本部スタッフを対象に参加者を募りました参加者を4つの班に分け、各回、1つの班を対象に盛りつけなどを審査し、上位3品に選ばれたお弁当は社内報で大きく紹介されます社長以下、役員、店長、バイヤーなど営業会議メンバー32人全員が毎月1回自作の弁当を持ち寄ります社内にも広がっています「弁当の日」58Social Responsibility

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