CSR REPORT 2016
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堀内代表×竹下さん対談 「弁当の日で世直し」37CGC GROUP CSR REPORT 2016社会貢献活動 CGCグループは「お料理する人、応援します」運動をスタートさせたその年(2013年)に「子どもが作る弁当の日」活動に出会いました。互いに求めあい出会うべくして出会ったといっても過言ではありません。「子どもの食、日本の食が危ない。何とかしなければ」そんな共通の危機感を持つ、「弁当の日」提唱者・竹下和男さんとCGCグループの堀内代表との対談が、CGCニュース2016年の1月号で実現しました。「人は良くも悪くも置かれた環境に適応する」「でも、悪い環境を変える脳を人間は持っている」(竹下さん)、「地域の食や食文化は地域のスーパーマーケットが支える」(堀内代表)と2時間以上にわたり、熱を帯びた対談が続きました。CGCジャパングループ代表堀内 淳弘子どもが作る“弁当の日”提唱者竹下 和男さん福島県のマルトでは2014年3月から「お弁当コンテスト」を開催しています。対象は小学校全学年。15年9月の第3回には、いわき市内46校から343点の作品が集まりました。過去3回の応募作品701点の中から入賞した209点を載せた「作品集」も2,000部発行。うち1,000部を市内の全小中学校や図書館、公民館に寄贈しました。大阪府にあるマルヤス箕面店は2015年11月、地元にある大阪府立箕面東高校から「自校で初めて実施する弁当の日を応援してほしい」と申し出を受け、快諾しました。応援を依頼したのは、同高校の家庭科の先生。2016年1月に1年生6クラスで初めて弁当の日を実施するのにあたり、マルヤスに事前の「買物講座」の講師と、弁当の日実施前の「店頭での応援(販促資材を掲げて生徒を応援)」を要望し、同社はどちらにも応えました。買物講座は旬の素材の見分け方、弁当のおかずに人気の商品の紹介、さらにはリンゴの皮むき講座もおこない、盛り上がりました。応募料理レシピを本にマルト[福島]地元高校でお買物講座マルヤス[大阪]15年9月に実施した第3回にはいわき市内46校から過去最多の343作品が集まりました大阪府箕面東高校の家庭科の授業で40分間の講義をおこない、生徒に野菜の選び方などを教えました

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