CSR&CSV REPORT 2018
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CGCグループの環境活動の現在とこれからCGC全国環境会議 委員長アクシアル リテイリング(新潟)取締役副社長五十嵐 安夫 さん2017年度は加盟企業の環境担当者が集まる「全国環境会議」を6回開催し、そのうち2回は移動部会で沖縄県と富山県を訪れました。沖縄では、九州CGCグループで実施している「美ら海プロジェクト」の寄付贈呈式に参加したほか、サンゴ畑の視察や講演も聴講しました。富山では国内有数の最終埋立施設やPCB処理施設を視察しました。環境法令勉強会は3回開催し、省エネ法(5月)、食品ロス削減とフードバンク活動(7月)について学び、加えて環境整備視察(9月)を行いました。11月には環境CSR発表会を開催し、環境省による基調講演、加盟企業2社の事例発表などを行いました。2017年度の活動報告私たちは、全国環境会議の中で、環境を中心に順法や具体的な取り組み課題を議論し、企業の社会的責任(CSR)の一環としてCGCグループ内外に情報を発信してきました。このところ、日本の企業でも国連が2015年9月に採択した「持続可能な開発目標(略称:SDGs)」に取り組む企業が増えています。CGCグループも2018年度活動方針の中で「SDGs」を視野に入れた活動の推進を掲げ、具体的には「包材の適正化運動」に取り組み始めました。内容量以上に包材が大きい商品を適正化することによって①お客様は家庭ゴミを減らせる ②スーパーマーケットは売場のスペース生産性を高めたり、空いたスペースを強化したい売場・新しい売場に振り向けることができる ③メーカー様は包装資材費の削減 ④物流業者様は積載効率が上がる――こうしたそれぞれにメリットが生まれる活動を一つずつ軌道化してゆくことが社会的な共通価値の創造(CSV)につながると信じています。こうした取り組みを、今後も流行に左右されずにしっかりと地に足をつけて進めてゆきたいと思います。社会的共通価値の創造へ内 容2017年度全国環境会議6回環境法令勉強会3回出席者89人環境CSR発表会33社出席者39人環境対応実態調査191社28CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2018

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