CSR&CSV REPORT 2020
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地域コミュニティの拠点「ふれ愛ひろば」活用進む「ふれ愛ひろば」は、地域の様々な団体やお客様との交流を目的としたコミュニティスペースです。お客様が休憩したり、店内で購入した商品を召し上がるイートインスペースの機能を持ちながら、料理教室や各種セミナーをはじめ様々なイベントを行い、地域コミュニティの拠点としての役割を果たすことを目指しています。東京都のトップは2019年5月26日、深大寺店(売場面積326坪)の一角に多目的コミュニケーションスペース「ふれ愛ひろば」(約20坪)をオープンさせました。普段はお客様の休憩室(16席)として使い、イベント時にはガラス扉で仕切ることでイベントルームに早変わりします。大型スクリーンなどの視聴覚設備のほか、キッチンや調理器具、電子レンジなどを備えつけています。ここでは毎日、料理教室や試食会、体操教室、防栃木県のヤオハンは2017年に城内店に「ふれ愛ひろば」を開設して以降、毎日欠かさずイベントを開催しています。普段はお客様が休憩したり食事をするイートインコーナー(約42坪)が、イベント開催時にはガラス扉でイベントスペースとイートインスペースに分けられるように設計されています。大型スクリーン、プロジェクター、テレビモニターなどの視聴覚設備をはじめ、講師用調理台、可動式調理台(受講者用)、IH対応の調理器具、電子レンジなども備え付けています。一番の人気企画が親子料理教室。毎回、10組20災セミナーなど幅広いテーマのイベントを開催しています。2019年度には計321回のイベントを開催し、延べ2,572人のお客様が参加しました。ふれ愛ひろば担当の小畑ゆかりさんは「子どもが料理教室に参加してから料理を手伝ってくれるようになったという声や、地域の皆さんと毎週のように会話ができて元気をもらっているなど、お客様はとても楽しみにされています。地域の交流の場となれるようにがんばっていきたい」と話しています。人の定員がすぐに埋まるほどの人気企画で、まもなく100回を数えます。ほかにも、地元の生産者が講師となっておすすめの食べ方を紹介するセミナーや試食会など食に関するイベントを中心に、介護相談、認知症カフェ、体操教室、子どもオーケストラによるミニコンサートなど、内容は多岐にわたります。ふれ愛マネジャーの都鹿野美智子さんは「食や健康に関する講座が特に人気で、毎回定員になります。これからもお客様に喜ばれる企画をたくさん開催していきたい」と話しています。ふれ愛ひろば開設 「ヒト・コト・モノ」で地域とつながる/トップ[東京]事例紹介料理教室からコンサートまで幅広く/ヤオハン[栃木]事例紹介初日のパン教室には16人の親子が参加生産者による梅ジュースの失敗しない作り方教室親子で協力しながらパン作りに挑戦生産者によるうどセミナー深大寺店のふれ愛ひろば。扉で仕切ると個室にオーケストラミニコンサート&弦楽器体験会  社会貢献活動コミュニティスペースなど 44CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2020

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