CSR&CSV REPORT 2021
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 埼玉県のマミーマートは、5年前から千葉県立千葉女子高等学校、ハウス食品と協働で食育企画を実施しています。2020年9月にマミーマートとハウス食品が家政科3年生に特別講義を実施。生徒たちは8グループに分かれて、教わった内容を踏まえてオリジナルレシピを考案。11月の最終試食会では2社の担当者がアドバイスしました。考案した8レシピはチラシに掲載し、レシピカードを全店で配布。新夏見店では料理見本も作り紹介しました。 栃木県の八百半フードセンターは鹿沼市の「ネーミングライツ」事業に協力し、2021年1月1日から鹿沼運動公園の通称名が「ヤオハンいちごパーク」になりました。市が宣言している「いちご市」をイメージした名前です。期間は3年3カ月で契約金額は総額156万円。 同社は1961年に鹿沼市初の地元スーパーとして開設し、今年60周年を迎えます。節目の年に地域への感謝からスポーツ振興にもつながる同事業に協力しました。 福島県のマルトは2013年から毎年お弁当コンテストを開催しています。「食」を通した地域の子どもたちの健全育成を目的としています。20年はコロナの影響で中止も検討しましたが、いわき市からの要望もあり開催を決めました。市内の店舗でポスターを提示したり、教育委員会が小学校に呼びかけ募集。同市内の小学校の95%にあたる56校から過去最大の803点の応募がありました。第1~8回の延べ応募数は3,663点にのぼります。 静岡県の静鉄ストアでは、SDGsの考え方である「誰一人取り残さない社会」を理想としてその考え方を店舗で体現するべく「しずてつストア アートプロジェクト」を進めています。NPO法人アートコネクトしずおかと連携し、同社の利益の一部から静岡県内在住のアーティスト作品を有償で借り受け、展示しています。アーティストを支援するとともに、独創的な作品を通じて、障害のある方々やその文化活動に対する理解促進を深めることにもつなげています。障がい者アートを飾る藤枝駅南店のイートインコーナー過去最多803点の応募があった第8回の表彰式鹿沼運動公園の通称名が「ヤオハンいちごパーク」に千葉県立千葉女子高等学校、ハウス食品との協働企画女子高校、メーカーと協働企画生徒考案レシピ紹介 マミーマート[埼玉]ネーミングライツに協力 60周年の感謝示す八百半フードセンター[栃木]いわき市の9割超の小学校が応募お弁当コンテスト マルト[福島]障がい者アートを支援有償で借り受け展示 静鉄ストア[静岡]事例紹介事例紹介事例紹介事例紹介48CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2021

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