ふれ愛交差点 2017年12月号
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のち準備をしましょう おせち料理は、元々は五節句(1月7日の「人じん日じつ」・3月3日の「上じょう巳し」・5月5日の「端たん午ご」・7月7日の「七しち夕せき」・9月9日の「重ちょう陽よう」)と呼ばれる節目の日に、感謝の気持ちとともに神様にお供えし、神様と一緒に食べる節句料理、「お節せち供く」のことでしたが、今では一年で最も大切な節目となる正月を祝う料理のことを指します。 重箱に詰めるのは「めでたさを重ねる」意味が込められていて、最近では三段重が一般的。重箱の一段に詰める料理の数は奇数が良いとされています。詰め方には重箱の中を正方形に分ける「市松」、斜めに配置する「手た綱づな」、扇形に詰める「扇形」などさまざまありますが、慣れていないと上手に詰めるのは難しいものです。小さな器を重箱に入れると、初めての方でもきれいに詰められます。縁起の良い植物として知られる南天、松葉、小笹、ひばなどをあしらうとグッと華やかに。葉らんは仕切りにしたり、空いたスペースを埋めるのにも重宝します。祝い肴のほか、昆布巻きや栗きんとんなどの「口取り」を詰めます。縁起の良い野菜を使った、煮しめを詰めます。魚の焼きものや肉料理、「口直し」の酢のものを詰めます。飾りの植物をあしらう手綱かまぼこにするおせちを華やかにするひと工夫かまぼこは幅1㎝に切り、赤い部分の少し内側に包丁を入れ、²⁄₃くらい切り離す。中央に3㎝ほどの縦の切り込みを入れ、端を内側からくぐらせて手前に戻す。参の重弐の重壱の重また一年、家族が健康で楽しく過ごせるように、心を込めておせちの準備をしましょう。せち23

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