ふれ愛交差点 2020年5月号
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四季折々の素材を楽しめる日本には、料理で季節を味わう、和食の文化があります。おいしくて栄養価も高い旬の食材を上手に使うコツをご紹介します。今回は初夏らしいあじの主菜が中心の献立です。季節の味を取り入れた家ごはんは、心も体もほっとしますね。この時期は脂がのった旬のあじを、お刺身でいただきます。香味野菜と合わせてサラダ風にすれば、さわやかな季節感満載のひと皿になります。皮を除き、小骨を切り落とすと、子どもにも食べやすくなりますよ。そぎ切りにすれば見た目もきれいで、味もよくからみます。 主菜が生ものなので、副菜は火を通したものに。油と相性がよいなすは、やはり揚げびたしがおすすめです。主菜に酸味があるので、浸し汁は甘みのある麺つゆ風にします。卵焼きにはトマトを入れました。トマトはうまみが強いので、だし巻き卵のような味わいになっておいしいですよ。いしはらひろこ/料理研究家。自宅で40年以上にわたり料理教室を主宰。テレビや雑誌、書籍で活躍中。石原 洋子さん伝えたい和食のきほん連載あじの香りサラダ仕立て献立3

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