CGCの成り立ち

あるスーパーマーケットが呼びかけて始まった“協業組織”

それは、1970年代前半のことでした。
石油価格の高騰がキッカケで、世界的な経済危機が発生しました。“オイルショック”と名付けられた経済危機により、日本では石油関連商品の不足が社会問題に。「スーパーマーケットの店頭から、トイレットペーパーが一瞬にしてなくなってしまう」という状況が全国各地で発生したのです。

「お客様に商品を提供したいのに、在庫がない」――中小規模のスーパーマーケットの経営者達は、深く悩みました。そのような中、東京のスーパーマーケット「三徳」が立ち上がりました。そして、同業者に呼びかけて設立したのが、シジシージャパンです。

シジシージャパンは、全国のスーパーマーケットで構成された協業組織(コーペラティブチェーン)です。中小スーパーマーケットは、大手スーパーマーケットのような資本力はもっていませんが、一社一社の規模は小さくても、みんなが同じ気持ちを抱いて力を合わせれば、大手をも上回るパワーが生まれます。この「異体同心」の考えをシジシージャパンの基本的な姿勢として掲げ、加盟店を支えるためのさまざまな活動を行っています。

たとえば、加盟店が集結すれば大量調達が可能に。低価格で安定的に商品を仕入れ、常においしく新鮮な食品を店頭に並べることができます。このように一社ではできないことを協業組織の力を持って成し遂げています。

1973年、わずか10社で構成された小さな協業組織“シジシージャパン”。その考えに共感したスーパーマーケットが次々と加盟し、今では加盟企業総数200社超、総店舗数約4,000店、グループ年商は4兆円を超えています。