職種紹介

魚食を守り、発展させるために
本当の価値を追求し続ける。
魚食を守り、発展させるために
本当の価値を追求し続ける。
  • 下小薗 拓士

  • Takushi Shimokozono

2011年入社 生鮮事業部 水産チーム

学生時代は長期の休みを利用し、よくバックパッカーをしていました。そこで触れた広い世界の民族、文化そして慣習。私の興味は世界の食へと向かい、将来はオンリーワンのプロフェッショナルになりたいという願望と重なり合い、導かれるように食品商社であるシジシージャパン(以下CGC)へ入社することになりました。正直なことを言えば、CGCのことを深く知っていたかというとそうでもありません。ただ、「自分が日本で一番!」と言えるプロになれるチャンスがある企業規模、そしてやりたいことに思い切り挑戦できる社内環境が整っているという点に魅力を感じたことを覚えています。ただ、この時点では自分が鮭に没頭する日々を過ごすことになるとは全く想像もしていませんでしたが…笑。

消費者の鋭さを戒めに。
プロフェッショナルな仕事を。

私が担当する鮭は、CGCの中でも最も大きな商材で、年間170億円もの売上になります。月平均14億円の取引ですから、このすべてを買い付けし販売していくという日々の業務はプレッシャーが大きいですが、その分やりがいも感じています。1カ月の自分の仕事が1%違うだけで1,400万円の違いになるので影響も責任も重大です。プレッシャーに立ち向かうためには、自分の経験と知識を駆使した「読み」の精度を上げることです。需要と供給のバランス、相場やトレンドを考えながら、加盟企業により品質のよい鮭をより安く提供するために、あらゆる方法で情報収集するという基本の積み重ねが最終的に大きな取引を成功に導きます。
今では鮭に日々没頭し、自分でもプロフェッショナルな仕事ができていると感じられるようになってきました。しかし鮭のポテンシャルと消費者の鋭さに触れるたびに「自分もまだまだ」と戒められることもあります。たとえば、塩鮭の切り身には甘口とか辛口という表記がされていたりするのを見たことはありませんか?実はこれに定義はなく、各社が独自に規定した塩分濃度で表記されているだけなんです。もちろんCGCが提供する塩鮭も0.1%刻みの独自の塩分濃度で最高においしい状態を保ち出荷しています。その中でもこだわっているのは夏と冬の味の切り替えです。夏は汗をかくため塩味を感じにくくなることを考慮し、同じ商品でも塩分濃度を0.2~0.3%微調整しています。しかし、この濃度調整を行うGW前後に必ず敏感な消費者から「味変わりましたか?」という問い合わせがくるんです。鮭の専門を自負する私ですら間違うときもある、微妙な味の違いに消費者は気付くんです。これが意味することは、1年中高い頻度で当社の鮭を食べていただいているということに他なりません。それだけ支持をいただいているという感謝の気持ちと、自分への新たな発奮材料を得られる瞬間ですね。 プロジェクトストーリー「骨とり鮭の開発」でもお話していますが、加工の仕方、切り方の工夫一つで鮭の売れ行きや評価が全く変わるという点からも、鮭は潜在能力が高く魅力的な商材だと思っています。

開発力で世界と戦い、
日本の食文化を守る。

残念なことに、日本の魚の消費量は減少傾向にあります。その一方で、おいしさ、栄養、健康のすべての面において、世界が魚食の価値に気づき始めました。魚食文化が世界に広がることは、私たち魚を扱う者にとっては喜ばしいことでもありますが、競合国が増えるという点では難しい局面に立たされることにもつながります。現に中国やアメリカと競合し、買い負けすることもあります。では私たちは、できるだけ大量に安く仕入れることに尽力すればよいのかと言えば、決してそうではありません。私がすべきことは、国内において魚食の価値を上げることだと考えています。日本人は元来、魚そのものが嫌いなわけではありません。ただ日常が忙しくなってしまった現代では時短が優先される傾向が強いため、料理や後片付けの手間、子どものために骨を取る時間などが課題になっているのです。ここを私たちCGCの開発力で解決することにより、より多くの人にもっと魚を食べて欲しいと考えています。加盟企業との密接なコミュニケーションは消費者のリアルな声を受け取れる最大のチャンスととらえ、消費者が求める価値をより一層追求し、これからも国内の魚食文化を支えていきたいと考えています。

1日の
スケジュール
9:00出社 メールチェック
9:30在庫状況管理
10:30加盟企業担当者と電話やオンラインで商談
12:00昼食
13:00商談や情報収集
15:00資料作成
16:30商品検品、検食
17:30受注状況確認
18:00退社