CSR REPORT 2015
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09協業活動CGC GROUP CSR REPORT 2015線です協業活動の中心となるのは「商品」です。国内外の生産者・メーカーと連携・共同で開発したオリジナル商品、厳しい目で選りすぐったナショナルブランド商品や輸入品など、すべてが加盟企業とお客様をつなぐものです。1973年10月、CGCグループは東京都内のスーパーマーケットで結成されました。その翌月、第1次オイルショックが勃発し、他社の店頭ではトイレットペーパーの品切れが続くなか、CGCは米国からさまざまな商品を緊急調達し、加盟スーパーマーケットではいつも通りお客様を迎えることができました。これをきっかけに関東地区からの加盟が相次ぎ、組織拡大につながりました。その後も、BIGストアがプライベートブランド商品の開発に乗り出せば、CGCもそれに対応し、組織を全国規模に拡大するなど、協業活動の中心にはいつも「商品」がありました。商品の協業活動では、青果、食肉、水産の生鮮3部門をはじめ、日配、惣菜、加工食品、菓子、酒類、米・卵、雑貨まで部門ごとに開発会議を設けています。地区本部単位、さらには地区の代表が参画する全国開発会議を毎月開催し、全国の販売力を結集して「マス」で開発するもの、地区レベルで細かなニーズに対応するものなど、それぞれの段階でスピーディーに意思決定して活動を進めています。品質保証体制も整えています。CGCジャパンでは、ISO9001など第三者認証を取得している企業に、開発商品の製造を委託しています。また、商品活動を支える取り組みとして物流、システムの活動も年々充実させています。重視している視点は「共同利用型」です。1社では構築できない物流、システム面の整備・運営を共同でおこなうことで、利用各社は、高度な仕組みをローコストで利用できるようになっています。アントニオデニーロ4品コルドリーヴァ2品メーカーとのダブルブランド95品その他85品
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