CSR REPORT 2016
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40CGC GROUP CSR REPORT 2016Social Responsibility「弁当の日」応援プロジェクト 大阪シンポジウム「子どもが作る弁当の日」の普及のため、年間200回に及ぶ講演活動をおこなっている竹下和男さんは、超多忙の合間を縫って、年2回、「拡がれ! 弁当の日 食育シンポジウム」を開催しています。同シンポジウムでは、竹下さんの講演だけでなく、「弁当の日」活動を実践している全国の組織・個人をゲストスピーカーに招いて事例を共有しています。2015年8月、ここにCGCジャパンが招かれ、CGC加盟スーパーマーケットがそれぞれの地域でどのような「弁当の日」応援活動を展開しているかを発表しました。このシンポジウムでスーパーマーケットが発表するのは初めてで、200人を超える参加者は熱心に聞き入っていました。37ページで紹介した大阪府のマルヤスと地元の箕面東高校の取り組みは、このシンポジウムに参加していた箕面東高校の先生が、事例発表したCGCの関係者と名刺交換したことから実現したものです。シンポジウムは「弁当の日」を推進する方々の素晴らしい出会いの場になっています。2015年8月に大阪で開催された食育シンポジウム。「弁当の日」を実践している方々がゲストスピーカーとして事例を発表することで、活動がさらに広がっています竹下和男さんの講演のほか、食育の盛んな小浜市の食のまちづくり課の中田氏も招いたパネルディスカッシ ョンも実施社員が弁当を持参する「弁当の日」開催や、店舗では子どもたちが買い物をしやすい売場作りなどを講演会で発表しました年2回開催し延べ700人シンポジウムで食育宣言義津屋[愛知]ハニー[福井]義津屋は岐阜・愛知両県の2カ所で「子どもを台所に立たせよう」と題した竹下先生の講演会を開催。2015年8月の1回目は「弁当の日」に取り組む学校の応援、2回目の16年3月はあま市の市長と教育長の要請を受けたものです。「一歩一歩進めていきたい」と伊藤彰浩社長は話します。福井県のハニーは1月31日に福井市のフェニックスプラザで「弁当の日」応援シンポジウムを初開催し、お客様や学校関係者、県議会議員など約1,000人が出席。芦原雅則理事長は「地元のスーパーマーケットだからこそ、食を通して地域の子どもの成長を手助けしたい」と挨拶しました。

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