CSR&CSV REPORT 2018
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北海道のラルズは「全国児童画コンクール」を地域とつながる機会と考え、学校や幼稚園などを訪問して、団体参加の募集活動に力を入れました。スーパーアークス菊水店の上沢隆之店長は5月下旬から6月にかけて幼稚園や小学校など6カ所を訪問。「応募1作品につき5円が東日本大震災の被災児童に寄付されることもあり、参加の理解が得られやすかった」と話します。応募された作品はすべて1月に店舗で展示し、表彰式も開催しました。静岡県の静鉄ストアは、毎年、全国児童画コンクールの作品をグループの静岡鉄道のバスにラッピングしています。現在、2017年度に応募のあった1万6,598作品から選んだ7人の作品を飾ったバスを運行しています。2018年1月28日には表彰式とラッピングバスの出発式を同社田町店の駐車場で開催。子ども達や父兄を乗せて市内を走ったほか、ラッピングバスの精巧な模型をプレゼントして喜ばれました。神奈川県のたまやは、関東地区企画として始まった1982年の第1回全国児童画コンクールから参加しています。「地域との大事なコミュニケーションツール」と位置づけ、各店の店長が地域の保育園、幼稚園、小学校などを訪ねて作品の応募を呼び掛けています。2017年は、前年を上回る7,314枚の作品を集めました。応募作品はすべて、毎年1月下旬〜2月にかけて各店舗内に展示しています。愛知県の義津屋は、「第36回全国児童画コンクール」の表彰式を2018年2月3〜17日にかけて大型店6店舗で開催しました。対象は、自社への応募作品2万595枚(前回比552枚増)のうち、毎日新聞賞と優秀賞、入選に選ばれた355人です。2月3日の津島本店での表彰式には津島市の日比一昭市長が、翌4日の甚目寺店には、あま市の村上浩司市長がそれぞれ出席しました。入賞者には表彰状とメダル、お菓子の詰め合わせをプレゼントしました。「地域愛着企業」として皆様とつながる事例紹介❶ ラルズ[北海道]事例紹介❸ 静鉄ストア[静岡]事例紹介❷ たまや[神奈川]事例紹介❹ 義津屋[愛知]40CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2018

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