CSR&CSV REPORT 2018
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事例紹介❶ 障がい者の就労支援 カーニバル[福岡]事例紹介❷ 障害者雇用優良事業所等全国表彰 リオン・ドール コーポレーション[福島]CGCグループの加盟企業には、障がい者の雇用創出に積極的に取り組むことで地元に貢献している企業がたくさんあります。9月の障害者雇用支援月間に毎年開催されている「障害者雇用優良事業所等全国表彰」(厚生労働省などが主催)でも毎年のようにCGC加盟企業が表彰されています。障がい持つ方々とも手を携えて社会貢献活動の取り組み社会貢献活動福島県のリオン・ドール コーポレーションが2017年9月に障害者雇用優良事業所等全国表彰式(主催=厚生労働省、高齢・障害・求職者雇用支援機構)で「高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長賞」を受賞しました。30年前から障害者手帳を持つ方を雇用しており、知的、精神、身体に障がいのある方の雇用率が同社本体の3%を超えていることが評価されました。福岡県のカーニバルは別法人で就労支援センターを設立し、地元の障がい者雇用に貢献しています。2010年に「楽しい職場有限会社」を設立し、カーニバル本城店の中に就労継続支援A型事業所を、12年には同B型事業所を開設しました。A型事業所の就労生は、商品陳列や前出し、清掃、チラシ折り、インストアベーカリーの袋詰めといった店内作業のほか、店舗から排出される食品残さの堆肥化や資源リサイクルの分別などの作業を担当しています。B型事業所の利用者の仕事は同社が借り上げた畑や田んぼでの農作業が中心。「自然相手の農業はコミュニケーションが苦手でも馴染みやすく、収穫を通して達成感も得られる」(藤山祐輔社長)。山間部の畑では完全無農薬・無肥料での栽培にも挑戦し、自店の産直コーナーで販売しています。現在、「楽しい職場」では、知的・精神・身体に障がいを持つ約40人の方が働いています。事業所は正社員3人とパート社員(職業指導員や生活支援員)10人で運営しています。47CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2018

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