CSR&CSV REPORT 2018
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「第三者からのご意見」料理研究家重信 初江 さんしげのぶはつえ社会のニーズや地域社会のお客様とのつながりを大切にしたCGCグループの、「お料理する人、応援します」の取り組みについて、料理研究家の重信初江さんに、ご意見をお寄せいただきました。2016年からCGCグループの料理冊子『ふれ愛交差点』の毎月の表紙の料理と「Kitchen365」の1カ月分のレシピを4カ月に1回担当しています。全国の知人から「誌面を見たわよ」とよく声を掛けられ、117万部という発行部数の力を実感しました。自分の著書よりも影響力が大きいです。仕事や旅行で出掛けた先にはCGCグループのお店が必ずあります。大手チェーンのスーパーとは違い、品揃えなどで地域性に溢れたさまざまなお店に出会えます。東京のお店には並んでいない食材がたくさんあるので買い物がとても楽しいです。CGCグループが掲げる「お料理する人、応援します」はすばらしいメッセージだと思います。仕事を持つなど忙しい毎日の中で、料理を作るのはたいへんなことだと思い込んでしまいがちですが、私は冷凍食品やめんつゆなど調理時間を短縮できる食材を上手に使うこともお奨めしています。調理のプロセスを省いても愛情を込めた料理が食卓に並ぶことの方が大切です。加工度の高いものでもひと手間かけることで見栄えや味がぐっと良くなり、何よりも心がこもります。家族で食卓を囲み、一家団らんの食事を楽しんでほしいと思います。日常的に料理を作って買い物をしていると食べ物の旬や値段がわかるようになります。CGCの加盟スーパーのみなさんには食材の知識やおいしい食べ方など食に関する情報をお客様にもっと発信し、お料理をする人をさらに増やしてくださることを期待しています。『ふれ愛交差点』でCGC商品を使ってみると、コストパフォーマンスに優れた商品がたくさんあり、たいへんな努力をされていることがわかります。これからも生活者の安心と健康と心豊かな暮らしのためにがんばっていただきたいと願っています。CGCグループでは「お料理する人、応援します」の基本姿勢を掲げ、フリーペーパー『ふれ愛交差点』の発行や、「弁当の日」応援など、さまざまな活動や情報発信の取り組みをおこなっています。第三者からのご意見では「お料理する人、応援します」の視点から、CGCグループの活動についてご評価をいただきました。社会のニーズや地域生活者のご期待にお応えできるよう「お料理する人、応援します」の取り組みをさらに発展させていきます。服部栄養専門学校調理士科卒業後、織田調理師専門学校に助手として勤務。料理研究家の夏梅美智子氏のアシスタントを約10年務める。その後独立し、雑誌や企業向けのレシピ、調理パッケージ、専門学校の授業など幅広く活躍。テレビ出演(NHK「きょうの料理」「あさイチ」など)も多く、2017年には著書『漬けものレシピ』『作りおきなし!朝10分!考えないお弁当』など4冊を上梓CGCグループのお店、「お料理する人、応援運動」に期待しますご意見をうけて49CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2018

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