CSR&CSV REPORT 2019
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適切な管理が行われている森等からの原材料で作られた紙であることの証となるのがFSC®認証です。2020年の東京オリンピックを控え、製紙・段ボールメーカー各社で認証取得の動きが広がっています。2018年度に発売した商品では、CGCのむ豆乳ヨーグルトやCGC3つのコクがひきたつシチューの紙パッケージ(外箱)に同認証の原料を使用しています。商品を運ぶ段ボールも2018年度に97品目が同認証を受けたものになりました。これによってFSC®認証のCGC開発商品は172品目となっています。先の3つの取り組みのほかにも、手巻きおにぎり(7種類)のパッケージにバイオマスインキフィルム(生物由来インキで印刷)を使用し、生物由来インキで印刷したラベルを使用しています。また、くらしのベストのペーパーウェアの原料には国内の間伐材を使用しているほか、くらしのベストクリアカップの原材料にも国内生産の再生PET樹脂を使用しています。FSC®認証 2018年度は99品目このほかの環境負荷低減の取り組み 世界的に水産資源の持続的利用を促進するために、責任ある漁業体制を確立することが求められています。シジシージャパンは2019年1月、国際的な認証機関であるGSSI(Global Sustainable Seafood Initiative)と、日本の漁業・養殖業の実態に合わせた水産エコラベルの認証を行なっているマリン・エコラベル・ジャパン®のパートナー企業になりました。日本の流通業界でこれらの機関に参加しているのは、現在、シジシージャパンを含め3団体だけです。国際的なガイドラインに則した地球環境にやさしい水産物の取り扱いを拡大していくことを目指します。「水産エコラベル認証」団体のパートナー企業に環境に配慮した商品開発の推進クローズアップCGC❸30CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2019

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