CSR&CSV REPORT 2019
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サンゴ礁の再生活動/九州シジシー事例紹介物部川の自然を守る/土佐山田ショッピングセンター[高知]事例紹介富士山麓で清掃活動/静鉄ストア[静岡]事例紹介九州シジシーは2011年から「つなごう未来!守ろう美ら海プロジェクト」を実施しています。これは対象のCGC商品の販売1個につき1円を沖縄のサンゴ礁再生のために寄付する企画です。2019年4月3日に18年度分として300万円をNPO法人アクアプラネットに寄付しました。これによってサンゴの苗858本が読谷村の海に移植されます。このプロジェクトは当初、沖縄県の加盟企業だけで実施していましたが、17年から九州7県に拡大。移植した苗は3,556本にのぼります。高知県の土佐山田ショッピングセンターは地域の自然を守るための「寄附つき商品」の販売活動を毎年実施しています。地場商品やCGC商品など333品を対象とし、昨年7月中旬から8月末までに販売した1点につき1円を寄付するものです。9月9日に計28万7237円を、物部川流域のシカ食害対策に取り組む「三嶺の森をまもるみんなの会」に贈りました。イートインコーナーではシカの食害の状況や「三嶺の森をまもるみんなの会」の活動を紹介する展示も行いました。静岡県の静鉄ストアは、5月15日に環境NPO「富士山クラブ」と富士山の清掃活動をおこないました。同社の新入社員を含む従業員26人が参加し、ポイ捨てされているペットボトルや空き缶、空き瓶、国道脇道に不法投棄されている粗大ごみなどを2時間かけて拾い集めました。回収したごみの総重量は、370㎏(45L袋に可燃性ごみ18袋、空き缶4袋)にもなり、富士山のごみの現状を確認しました。「地元企業として富士山の環境を少しでも良くしたいと思います。この機会により、環境や社会奉仕に対する意識向上にもつながりました。今後も継続して取り組んでいきたいです」(開発部の大倉寛さん)。寄付活動をアピールする店頭用ポスターも作成CGC商品など333品を対象に販売1点につき1円寄付新入社員を中心に26人がごみを拾い集めた34CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2019

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