CSR&CSV REPORT 2020
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社会貢献活動「弁当の日」で子どもの成長を応援子どもが作る「弁当の日」を応援CGCグループは2013年から「弁当の日」の応援活動に取り組んでいます。地元小中学校の「弁当の日」に合わせて加盟店が弁当向けの商品やレシピ、地産地消を提案したり、栄養バランスを紹介するなど、子どもたちの弁当作りを応援しています。「弁当の日」提唱者である竹下和男さんの講演会を教育委員会と連携しながら開催した企業もあります。愛知県の義津屋は2017年に「弁当の日」の実践をあま市に働き掛け、現在は市内の全18校が「弁当の日」に取り組んでいます。2019年は、12月9日に甚目寺エリアの7校が開催した「弁当の日」に合わせて、甚目寺店とJR蟹江駅前店が応援売場を作りました。お弁当におすすめの料理のレシピカードを作って自由に持ち帰れるようにしたほか、同店のパートさんの手作り弁当の展示やお弁当に使いやすい小容量品やバラ売り商品を品揃えし、おすすめの調味料なども集合陳列しました。岐阜県のスーパーチェン主婦の店中津川店は、2015年から地元の小中学校の「弁当の日」応援活動に力を入れています。同社の駒場店は2019年10月の中津川市立西小学校の「弁当の日」を応援しました。開催2日前から「西小学校の子どもさんへ!がんばれ弁当の日」と書いたポスターを店内に掲示。特設コーナーには弁当の素材や弁当の見本を陳列。彩りがきれいな「3色つめ弁当」、簡単にできる「ころころおにぎり」などの弁当に適したレシピも作り、バラ売りや小容量の商品の品揃えを充実させました。北海道の道北アークスは、2018年から地元中学校の「弁当の日」を応援しています。2019年も同社のスーパーアークス東光店が、近くの旭川市立東明中学校の「弁当の日」を応援しました。同校では1年生は「栄養バランス」、2年生は「和食」、3年生は「地産地消」をテーマに生徒が弁当作りに挑戦します。東光店は、「弁当の日」の3日前から特設売場を設け、各学年のテーマに沿った食材を集合陳列。旬の秋鮭やサンマ、北海道で製造するベーコンやバター、チーズなどを一堂に集めました。     「弁当の日」を売場で応援/義津屋[愛知]     弁当の見本をテーマごとに/道北アークス[北海道]岩手県のベルジョイスは2019年12月8日、2回目となる竹下和男先生の食育講演会「食育と健全育成〜一家団らんの食事が育むもの〜」を盛岡市内のホテルで開催しました。折込チラシや店頭のポスターで参加者を募集したほか、地元教育機関にも参加を働きかけ、一般のお客様や学校関係者など313人が聴講しました。同社は講演会の開催のほか、4年前から地元の「弁当の日」実践校の応援も続けています。参加者からは「子育ての参考になりました」と好評でした。事例紹介     応援メッセージ、プレゼント企画も/スーパーチェン主婦の店中津川店[岐阜]事例紹介事例紹介     講演会で料理の大切さ伝える/ベルジョイス[岩手]事例紹介43CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2020

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