CSR&CSV REPORT 2020
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2019年10月31日に発生した首里城火災被害を受け、沖縄県の加盟企業3社は11〜12月にかけて修復・再建支援のための募金活動を行い、県などに寄付しています。金秀商事は、店頭募金に金秀グループ社員による募金を加えた269万1,646円を3月5日に沖縄県へ寄付しました。このほか、金秀グループとして3年間で計1億円の寄付を決め、12月に1回目の4千万円を県に届けています。リウボウストアは、店頭募金とグループ9社で拠出した2,718万1,615円をリウボウグループとして2月14日に沖縄県へ寄付しました。丸大は、店頭募金を含む107万円を1月23日に那覇市(首里城再建)と首里城基金(収蔵品の修繕・復元)へ寄付しました。     首里城再建を支援/金秀商事、リウボウストア、丸大[沖縄]事例紹介沖縄県の玉城デニー知事に寄付金を手渡す金秀商事(左)、リウボウストア(右)石川県の大丸では、2007年から地元の小中学校や保育所、福祉施設への寄付活動を行っています。年3回1カ月間の企画期間中に団体ごとの応募箱を店内に設け、お客様に買い物レシートを投函してもらい、合計金額の1%を同社が拠出して寄付するものです。2020年3月には地元高校を支援する特別企画を実施しました。これまでの合計寄付金額は約500万円にのぼります。     地元学校に寄付、レシートで/大丸[石川]事例紹介寄付したい学校・団体にレシートを投函してもらう     フードバンクに食材提供/藤三[広島]事例紹介フードバンクを訪れ、お店で販売できない食品、菓子、雑貨などを寄付 広島県の藤三は、「広く地域社会に貢献する」という社是の実現に向け、児童養護施設への寄付や買い物難民の支援などに取り組んでいます。 2017年からは年3、4回、賞味期限が近い商品やパッケージが破損した商品など約5万円分をフードバンク団体に届けています。これとは別に、同社の向洋店では週1回来店するフードバンク団体に同様の商品を受け渡しています。     被災した地元を支援/フレスコ[福島]事例紹介有志の社員による支援活動も 福島県のフレスコは2019年台風19号の被害が特にひどかった宮城県角田市と丸森町に対して、緊急支援として寄付を即日に行いました。仮設住宅・避難所への食料提供は地元スーパーとして同社がすべて請け負い、発注・配送等を実施。同社社員の有志による炊き出しも行いました。断水した丸森店では、近隣店舗から水を運ぶ形で水道の自力仮復旧を2日後に行い、唯一通常営業してライフラインの役割を果たしました。48CGC GROUP CSR & CSV REPORT 2020

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