CSR&CSV REPORT 2022
17/57

審査員の声作品募集から返却までの流れ6月 団体・学校への案内(画用紙配布) ▶▶▶ 7〜9月 応募受付(店頭応募)▶▶▶ 10月 作品審査▶▶▶ 毎日新聞社ビジネス開発本部教育事業室プロデューサー 大矢 伸一さんCGC GROUP CSR & CSV REPORT 2022審査委員長 東京造形大学 名誉教授 春日 明夫 さん コロナ禍で自粛生活を強いられ、日頃の楽しみが激減していることが昨年以上に作品に表れていました。家族が寄り添う絵、夢や願望の絵が目立ち、「早く元に戻ってほしい」という心の叫びを感じました。コロナ禍でも48万を超える作品が集まり、40回も続けられたのはCGCグループ、地域のお客様、教育界が「異体同心」になったからです。各団体を訪問店頭での作品募集文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官小林 恭代さん 子どもたちの夢や希望が詰まった作品に出会えて嬉しく思います。自身の体験や印象的だった出来事、本当に好きなことを一生懸命表現していました。自分が感じたことを絵にすることは、子どもの成長にとって大切な経験で、作品は描いた子自身を表していると思います。このコンクールを通じて子どもたちの想像力が伸びていると感じました。作品審査 今回審査に参加してみて、このコンクールが子どもの想像力や感性の養成に寄与していることを再認識しました。累計の応募数が1,000万作品を超える偉業を成し遂げられたのはCGCグループの皆様のご尽力の賜物です。今後もこのコンクールを継続、発展させ、子どもの情操教育の一助となれるよう引き続きご協力をお願いいたします。15 CGCグループ最大の社会貢献活動が「全国児童画コンクール」(主催=毎日新聞社、毎日小学生新聞、日本児童画振興会、後援=文部科学省/協賛=CGCグループ)。おかげさまで2021年で40回目の節目を迎えることができました。子どもの情操教育のサポートを目的に1982年から毎年開催しており、第40回はコロナ禍2年目となった中でも48万7,024作品の応募がありました。第1回からの累計応募数は1,000万作品を突破し、子どもを対象とした絵画コンクールでは国内最大規模を誇ります。 このコンクールの特徴の一つが、全国のCGC加盟企業・店舗が作品募集の拠点となっていることです。店長が中心となって地元の小学校や幼稚園、保育所に参加を呼び掛け、応募用紙のお届け、作品の引き取り、店舗での展示会や表彰式、作品の返却といった一連の活動を通じて、たくさんの子ども達やその家族、学校関係者と交流を深めています。コロナ禍でも48万作品の応募子どもの情操教育をサポート

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る