CSR&CSV REPORT 2022
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事例紹介高知県と協働で「備災」提案 四国シジシーは、加盟企業に「備災の日」を設けることを提案しています。特に高知県は南海トラフ地震で大規模な被害が想定されていることから、県危機管理部南海トラフ地震対策課と協働し、お客様の意識向上を図っています。2021年3月には高知県が持つ防災を呼びかけるラジオCMの枠内で、加盟企業の備災の取り組み(例:毎月1日を備災の日として生活在庫商品を集合展開)を紹介したり、同対策課の公式LINEでも同様に取り組みを発信しました。事例紹介大規模断水に対応し地域支える 和歌山県の松源とサンキョーは、2021年10月3日夕方に和歌山市で発生した水管橋落下事故による断水で、本部や店舗も断水する中で懸命に地域住民の食のライフラインを支えました。松源は3日夕方から自社センター備蓄の水や無菌米飯を断水した4店舗に供給。自社プロセスセンターの炊飯器をフル稼働させて炊き上げた白飯を店舗に供給し、自宅で米を炊けないお客様に喜ばれました。サンキョーにも多くのお客様が水を求めて来店。水は毎日入荷する旨を告知し、混乱を防ぎました。毎年、実践的な防災訓練を実施している毎月1日を備災の日として生活在庫商品を集合展開する加盟企業が多いセンターから断水店舗に水を供給する松源52ユニバース[青森]事例紹介災害対策、常に見直し 青森県のユニバースは、災害対応マニュアルの整備にはじまり、実践的な防災訓練を毎年1回2時間かけて実施、常に対応を見直すなど全社を挙げて防災意識を根付かせています。店頭や防災イベントでお客様への啓発活動も実施。グローサリー物流センターの敷地内に設置した備蓄用倉庫から、災害協定を結んだ自治体などに緊急物資の供給も行っており、地域全体の防災に貢献しています。現在は、豪雨による局地的な水害への対策を進めるほか、災害対応マニュアルの見直しにも着手しました。四国シジシー松源、サンキョー[和歌山]

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