CSR&CSV REPORT 2025
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カットパインスライス済み豚肉サーモンスライスサーモンダイスカット物流効率化を業界全体へ 「菓子物流改善委員会」モーダルシフトで受賞持続可能な農産物輸送協業の成果 9位240日↓300日 (例) 2025.12.10    ↓2025.12 AA製造工場一次加工商品店舗で盛るだけ一次加工商品 盛るだけ店舗作業軽減商品アウトパック商品並べるだけ加工品賞味期限延長アウトパック商品並べるだけ生鮮中心に商品化提案全部門での商品化提案2024年度賞味期限の延長商品例60日↓90日180日↓240日210日↓270日CGCグループでは2024年に34品目を延長〈賞味期限延長のメリット〉食品ロスの削減 → ゴミが減る販売期間の延長 → 売上利益向上〈年月表示のメリット〉物流センター店舗お客様店舗生産性を考えた商品開発賞味期限の年月表示24店舗作業を軽減できる商品開発を進めています。人手不足が深刻な問題となる中、生鮮商品中心にパイナップルや豚肉などをカットして提供する一次加工商品やパック済みの刺身やフルーツなど、店頭で並べるだけのアウトパック商品を拡充しています。また、賞味期限の延長や年月表示に取り組み、食品ロスの削減や販売期間の延長につなげています。これらの取り組みを進めることで、食品ロスの削減や販売期間の延長につながります。「菓子物流改善委員会」が全国の菓子メーカーや卸などを対象に、取り組み内容の説明会を開催し物流効率化を呼び掛けました。卸3社と菓 子メーカー4社らによる賞味期限の延長シジシージャパンと加盟企業3社(ラルズ、フレスタ、原 信ナルスオペレーションサービス)のモーダルシフト推進協議会の取り組みが評価され、2つの賞を受賞しました。ドライバー不足が懸念された「物流2024年問題」対応では、従来から取り組むパレット物流を推進し、様々な対策を実施しました。ドライバーの待機時間を削減するため、国交省が推奨する入荷時間予約システムを関東4カ所のJDセンターと10カ所の広域センターに導入しました。運行拘束時間の法令順守のため、運行コースの変更なども行いました。車両削減にも取り組み、一部のグロサリー商品の納品を週6回から週5回に変更し、トラックへの二段積みを可能とするリターナブルパレットコンテナも導入しました。配送物量を確定した後に車両を手配するリードタイム延長も積載改善策の一つで遠隔エリアの配送で実施しています。日付印字が減り生産性向上出荷ロットの管理が容易に日付混在無く仕分け効率向上輸入コンテナの入荷効率向上前出し作業減少→生産性向上廃棄・見切り減少→利益向上賞味期限の延長+年月表示でフードロス対策に持続可能な物流体制を構築店舗の生産性を考えた商品開発

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