泉谷 満寿裕 珠洲市長坂口 茂 輪島市長発災直後の再開に感謝出張朝市が実現大丸[石川]珠洲の暮らし支え続ける石川県珠洲市の大丸は、発災直後の1月10日に営業を再開しました。同じ北陸地区の加盟企業のマルエーとアルビスからも商品供給を受けながら、地域住民や復旧・復興作業にあたる方々に食を提供し続けています。お店に来られない方のために移動販売車も運行。食のライフラインを守るとともに、買い物や会話を通じて仮設住宅で生活を送る方の心の支えにもなっています。ヤスサキ[福井]輪島の復興に全面協力 は石川県輪島市のワイプラザ輪島が甚大な被害を受けながらも約1カ月間仮営業を行った後、本格的に店舗の全面復旧に取り掛かり4月12日にSMの営業を再開しました。火災で焼失した輪島朝市を店舗コンコースでの開催を朝市組合に申し出て、震災後初の地元での輪島出張朝市が7月10日に実現しました。協業の成果 5位29輪島朝市は地震と火災で約250軒が消失してしまいましたが、ヤスサキ様のご厚意で店舗で出張朝市を開くことができました。朝市のお店の方々はお客様とのやり取りが生きがいですので、とても喜ばれています。また、被災した図書館のために別棟も提供いただき感謝しております。地域を守り続けるために協業活動2024年元日の能登半島地震から1年以上が経ちました。4月には石川県内の指定避難所が全て閉じられ、復興は新たな段階に移りました。被災地に店舗を構える大丸とヤスサキは地域住民に寄り添って暮らしを支え続け、自治体とも連携して復興に向けて着実に歩を進めています。大丸さんは発災直後から厳しい環境に置かれながらも市民の皆様に日常生活をいち早く取り戻していただこうと店を開けていただきました。昨年は震災で中止した飯田町の燈籠山祭りを今年は復活させようと尽力されています。大丸さんと共に復興と魅力ある街の整備に取り組んでまいります。福井市に本部を置くヤスサキ「大丸さんのお店があるから珠洲で生活できる」との地元の声もあり、地域の復興に欠かせない存在になっているワイプラザ輪島コンコースでの出張朝市は水曜日を除く毎日営業。夏休みには空きスペースを子どもの遊び場としても提供した能登半島地震、加盟企業が地域の暮らし支える
元のページ ../index.html#31