商品開発というとメーカーの仕事と思う人が多いかもしれません。世界中から素材や商品を調達すると聞くと、商社の仕事と考える人もいるかと思います。しかし、CGCジャパンは、そのいずれの仕事も自分たちで行っています。しかも、商品を調達、開発した担当者の多くが、その商品を自分で加盟企業へ営業活動を行っています。納品後は、加盟企業からCGCジャパンへの発注状況を把握して、自分が開発した商品がどれだけ売れているのかをリアルタイムで知ることができます。メーカーは商品を開発し、問屋や流通店舗に仕入れてもらうまでが業務領域。商社は素材や商品を納品すれば役割は終わりですが、CGCジャパンは商品開発から店頭に並べ、食卓に届けるまで、一環して関わり続けることができるのです。
そのような業務内容だからこそ、CGCジャパンには、商社にも、メーカーにもない強みがあります。売場の声を直に聞くことができるので、メーカー以上に精度の高い商品を開発することができます。海外での交渉時も、売場のニーズを詳しく把握しているので、生産者等から信頼を得やすいだけでなく、その素材が消費者の期待に応えられるものかを的確に判断できます。総合商社にも負けない交渉力を持つことができるのです。そうして開発した商品を、全国の独立した204社の加盟企業、約4,300店舗ものネットワークで展開できることは、大手チェーンストアのバイヤーにも似た醍醐味のある仕事です。しかも、それぞれが独立した企業であるため、開発した商品が必ずしも取り入れてもらえるわけではありません。その緊張感が、よりよい商品を開発しようという社員のモチベーションにもつながっています。